WindowsServer2008のMSFCを用いたクラスタファイルサーバとMacOSX10.5

WindowsServer2008（正確にはWindowsStorageServer2008）を用いたクラスタ（MSFC）のファイルサーバに対して、MacOSX10.5から共有フォルダにマウントできない問題が発生。

今のところ日本語での情報が検索でもほとんどヒットせず、英語の情報ばかりなので念のためにメモ。

どうやらWindowsServer2008のMSFCになってから、NetBIOS周りの挙動が変更になった模様。それに対してMacOSXが対応し切れていないため、

1. 「接続」（Command＋K）から「smb://ServerName」で接続しに行くとユーザ認証画面は表示される
2. 正しいユーザ名とパスワードを入力すると、ボリューム一覧ウィンドウが開くが……
3. 共有しているボリュームが何一つ表示されない

という状態。

さんざんネットを検索してようやくたどり着いた解決策は

• 「smb://ServerName:139/ShareName」

と、サーバ名にポート指定「139」を追加し、なおかつ共有フォルダ名もつけてあげるとマウントされる。

とりあえずこれで問題なくファイルの転送は可能だが、Finderからの操作が煩わしい（ネットワークに表示されるサーバ名からはたどれないため）。フリーのファイラ「muCommander」を使ってsmb接続するとすんなり通る。

うーん、WindowsServer2008（のMSFC）も、MacOSX（のFinder）も、どちらもがセキュリティやら脆弱性を回避しまくったために起きた不具合っぽい気がするなぁ。