「Eye-Fi Explore X2」をα550で使ってみる・その2

というわけで、Eye-Fi Explore X2を装着したα550と、E-MobileのPocketWiFiを持って屋外撮影に出かけてみました。

……結果、使い物になりませんでした（笑）。まぁ、ちゃんとSDカードとして画像の記録には使えるわけですが、とにかく画像の転送に時間がかかる＆アップロードの状況が分からないのでヤキモキする。E-MOBILEの回線がそんなに速くないことも原因でしょうが、どこまでアップロードされたのかが分からないので、「いつまでカメラの電源をONにしておけばいいのか分からない」のが何とも。

速度の遅さは回線の遅さの問題ではあるでしょうが、転送ステータスの確認ができないのはイタイ。

Eye-Fiカードに設定を行う「Eye-Fi Manager」でメールやTwitterで「アップロードが開始されました」「アップロードが中断されました」といったステータスを通知する機能を設定できますが、この通知が有効になるのは「オンラインサービスへのアップロードのみ」という仕様……PCへの転送しか使っていない場合は、何の通知も受けられません。……PCへの転送に関する部分が、なんか色々とおざなりな感じがする（オンラインアルバムへの転送が主？）。

とりあえずメール通知を受けるがためだけに、MobileMeのオンラインアルバムへ縮小転送する設定をしてみましたが、これまた実際に転送されるのにタイムラグが激しく、実際にMobileMeに転送されたのが数時間後というオチ。どうもPCへの転送が完了した後、PCからMobileMeへの転送が始まっている感じで、おまけになかなか転送してくれない（この辺の経路も、いまいち不明というか何の説明もない）。うーんこれでは通知のためだけにアップロードする意味があまりない……。

Eye-Fiカードへの設定は、付属する「Eye-Fi Manage」アプリケーションから行わなければなりませんが、カードの設定以外に関してはWebページからも可能だったりします。このWebページからもステータスは確認できるんですが、メッセージが曖昧（元々そうなのか、日本語へのローカライズでおかしくなったのか不明）だったり、タイムラグが多かったりして、ステータスの確認に使うのは微妙。また、PCから利用することしか考えていないデザインなので、iPhone等スマートフォンから確認するには見づらいです。

このWebからの確認がほぼリアルタイムで確認できて、iPhoneから確認できるようになってくれれば（iPhone版のアプリまであるんだから、そこから確認できるとなおよし）、また使い勝手が変わるんでしょうけど。

まだまだ「人柱バッチコイ」な人以外にはオススメできかねますね。